ルーミーは広い室内空間や使いやすいスライドドアで人気のコンパクトカーですが、購入後に「買って後悔した」という声もあります。
この記事ではエンジンのパワー不足で坂道や高速での加速が物足りないと感じたり、内装の質感が思ったよりもシンプルすぎるといった購入者の声をまとめています。
軽自動車とあまり変わらないという人もいますが、ルーミーには広い室内やファミリー向けの便利な機能など、多くのメリットもあります。
ルーミーを買って後悔?
トヨタのルーミーを購入した後に後悔したという人もいるようです。
ルーミーを買った人がどんな点で後悔しているのか、その理由を簡単にまとめてみました。
エンジンのパワーが物足りない
まず一つ目の後悔ポイントとして、エンジンのパワーが物足りないという声があります。
特に1.0Lの自然吸気(NA)エンジンは、加速が少し弱いと感じる人が多いです。
高速道路での合流や、坂道での走行時に「もっとパワーが欲しい」と思うことがあるようです。この点については、普段の走行スタイルが街中中心であれば問題ないかもしれませんが、高速道路や山道をよく走る場合には不満を感じるかもしれません。
1.0Lエンジンは、街乗りでは特に燃費が良いという点で魅力的ですが、パワーを必要とする場面では少し不安を感じることがあるようです。
例えば、友人や家族を乗せているときや、荷物をたくさん積んでいるときには、その重さによってさらに加速が鈍くなることもあります。このため、頻繁に人や荷物を乗せる予定がある場合には、ターボエンジンモデルを選んだほうが良いという声も多く聞かれます。
内装の質感が少し安っぽい?
ルーミーの内装はシンプルで使いやすいデザインですが、素材の質感が「少し安っぽい」と感じる人もいます。
特に、他の車と比べたときに「プラスチック感が強い」といった印象を持つことがあるようです。
内装の質感を気にする人にとっては、少し残念に思うかもしれません。
また、ダッシュボードやドアの内側に使われている素材の質感に関しても、「もう少し上質にしてほしい」という意見が出ることがあります。車の内装は、毎日使う中で目に触れる部分が多いため、質感が気になるという方にとっては大きなポイントです。特に、ルーミーはファミリーカーとして使われることが多いため、子供たちが触れる部分の耐久性や見た目の質感にこだわる声も少なくありません。
燃費に関しても注意が必要
1.0LのNAエンジンモデルの燃費は、同じクラスの他の車に比べて少し劣る場合があると言われています。街中での燃費はまあまあですが、長距離運転や高速での燃費が思ったほど良くないと感じる人がいるようです。燃費を重視する方にとっては、他の選択肢も検討したほうが良いかもしれません。
燃費の点では、特に高速道路での燃費が思ったほど良くないと感じることがあります。長時間のドライブを楽しむ人や、頻繁に遠出をする予定がある人にとっては、この燃費の違いが手痛い出費となる可能性があります。
また、エコカー減税の対象外(2024年)であるため、燃費性能を特に重視する方には、他のハイブリッド車やより燃費の良いモデルを検討することをおすすめします。
それでもルーミーには魅力がある
とはいえ、ルーミーには多くのメリットもあります。例えば、ターボエンジンモデルはパワフルで加速もスムーズです。また、車内は非常に広く、家族や荷物を載せるのに十分なスペースがあります。コンパクトな外見にもかかわらず、車内はゆったりしていて使い勝手が良いのがルーミーの強みです。
広い車内はファミリーカーとして特に便利で、後部座席にも十分なスペースがあります。例えば、小さい子供をチャイルドシートに座らせるときでも、広いドアの開口部と座席の高さがとても使いやすいという声があります。
ルーミー 軽と変わらない?
トヨタのルーミーについて、「軽自動車と変わらないんじゃないか」と感じる人が多いようです。
どうして軽自動車と似たような印象を持たれているのか、その理由を分かりやすく解説していきます。
エンジン性能は軽とどこが違うの?
まず、ルーミーのエンジン性能についてです。ルーミーは1.0Lの直列3気筒エンジンを搭載していますが、このエンジン性能が軽自動車とあまり変わらないと感じる理由の一つです。多くの軽自動車には660ccエンジンが搭載されていますが、馬力とトルクの差がそこまで大きくないため、体感的な加速感にはそれほど差がないことがあります。
特に、ルーミーのノンターボモデルでは加速がゆっくりに感じることが多く、高速道路での合流や坂道での走行時には「もっとパワーが欲しいな」と感じることがあるようです。街中での走行には十分なパワーですが、重さがあるため軽自動車よりも加速がややもたつくことがあるかもしれません。
車体のサイズと重量も関係している?
ルーミーは軽自動車より一回り大きく、重量も約200kgほど重くなっています。この大きさと重さによって安定感は増しますが、同時に重量が増えることで加速性能に影響が出てしまうこともあります。そのため、「軽自動車とあまり変わらない加速感だな」と感じることがあるようです。
特に、街中での走行や短距離の移動では、ルーミーの重量が少しネックになることがあります。信号待ちからのスタートや、狭い道での加速では、軽自動車と似た感覚で運転できることが多いですが、そこまで大きな違いを感じないことが「軽と変わらない」と思わせる一因です。
一方で、高速走行時には車体の安定感が感じられるため、この点はルーミーの大きな強みと言えます。
ターボモデルなら違いがはっきり分かるかも?
もし加速性能に不満を感じているのであれば、ルーミーのターボモデルを選ぶと良いかもしれません。ルーミーのターボモデルは1.0Lのエンジンにターボチャージャーが付いており、最高出力98ps、最大トルク14.3kgfmと、よりパワフルな走りを楽しむことができます。
ターボモデルなら、高速道路での合流や坂道での走行もスムーズになり、軽自動車との違いがはっきりと分かるようになります。特に長距離を頻繁に走る方や、高速道路をよく利用する方にとっては、ターボモデルの選択が満足感につながるでしょう。
ターボモデルは加速性能だけでなく、全体的な走行の安定感にも寄与します。特に高速道路での追い越しや、山道での登坂など、パワーを求められる場面では、その差がはっきりと現れます。
ルーミーと軽自動車どっちがいい?
「ルーミー」と軽自動車、どっちを選ぶべきか迷っていませんか?
どちらもとても人気があり、それぞれに良いところがたくさんあります。選ぶポイントは、あなたがどんな使い方をしたいかによって決まります。
ルーミーの特徴
ルーミーはトヨタが作ったコンパクトカーです。ルーミーの一番の特徴は、その広い室内空間です。友達や家族をたくさん乗せても窮屈に感じませんし、大きな荷物も楽に積むことができます。特に子供のいる家庭や、趣味で大きな道具を使う方にとって、この広い室内はとても便利です。キャンプ用品やスポーツ用品を積んでレジャーに出かける場合でも、スペースの心配をする必要がありません。
エンジンの排気量は1.0Lで、高速道路でもスムーズに加速できます。これにより、長距離のドライブや遠出をする際もストレスを感じにくいです。また、安全装備も充実しているので、ドライバーと乗客の安全をしっかりと守ってくれます。例えば、自動ブレーキや車線逸脱防止システムなどの機能があり、万が一の時にも安心です。
さらに、ルーミーは快適性にも優れており、シートの座り心地やエアコンの性能も良いので、長時間のドライブでも疲れにくいです。シートは柔らかく、背中や腰への負担を軽減してくれます。
軽自動車の特徴
例えばホンダの「N-BOX」などは、燃費がとても良いのが特徴です。軽自動車はエンジンのサイズが小さく、燃料消費が少ないため、ガソリン代の節約になります。毎日の通勤や買い物など、短い距離を頻繁に運転する場合には、燃費の良さがとても助かります。ガソリンスタンドに行く頻度が少なくて済むのは、とても嬉しいポイントです。
また、軽自動車は税金が安く、維持費も抑えられるため、コストパフォーマンスに優れています。軽自動車は「軽自動車税」という特別な税金の恩恵を受けられるので、普通車に比べて年間の税金が大幅に安くなります。さらに、車検の費用や保険料も安いため、長期的な維持費を抑えたい方には大変魅力的です。
さらに、軽自動車はコンパクトなサイズなので狭い道や駐車場でもハンドル操作が簡単です。
どちらを選ぶべき?
では、「ルーミー」と軽自動車、どちらがあなたに合っているのでしょうか?
家族でのお出かけが多かったり、大きな荷物を積むことがよくある場合はルーミーが適しています。広い室内空間と快適な装備で、長距離のドライブも楽しめます。子供がいる家庭や遠くへの旅行が好きな方には特におすすめです。
コストを抑えたい方や、狭い道が多い地域に住んでいる方には、軽自動車がオススメです。燃費の良さと足回りの良さが、日常の生活で役に立つでしょう。通勤や買い物など、普段の使い方でコストを節約できるのは大きなメリットです。また、都市部で駐車スペースが限られている場合にも、軽自動車の方が断然便利です。
最終的には、あなたの生活スタイルや使用目的に合った車を選ぶことが大切です。
広い室内と快適性を重視するなら「ルーミー」、コストや取り回しの良さを重視するなら「軽自動車」がおすすめです。
ルーミーを買って後悔したポイントまとめ
1. エンジンのパワー不足
ルーミーには1.0Lの自然吸気エンジンが搭載されていますが、パワーが物足りないと感じる人が多いです。特に高速道路や坂道で加速が弱く感じられることがあり、「もっと力強い走りが欲しい」と思うことがあるようです。頻繁に高速道路を使う方はターボモデルを検討した方が良いかもしれません。
2. 内装の質感が安っぽい
内装はシンプルで使いやすいですが、素材の質感について「安っぽい」と感じる人もいます。特にプラスチック感が強い部分に不満を持つ方がいるようです。車内の見た目を気にする方には少し残念なポイントかもしれません。
3. 燃費に関しての注意点
1.0Lエンジンは街乗りでは比較的燃費が良いですが、高速道路での燃費は思ったほど良くないという声があります。遠出が多い方は燃費の点で他の選択肢も検討した方が良いかもしれません。
とはいえ、ルーミーには広い室内空間やターボモデルのパワフルな加速など、多くの魅力もあります。
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